どなたの功績(!?)でしたっけ

医療崩壊促進団体の新聞社の記事をそのまま引用する
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/kanagawa/news/20070629ddlk14010519000c.html

争点の現場で:参院選を前に/3 医師不足 /神奈川
 ◇新たな命に立ち会える感動が魅力だが、夢ばかりでは…
 ◇静かに進む産科崩壊


 玄関を入ると、掲示板に小さな紙がセロハンテープで張りつけられていた。内容は素っ気ない。
 産婦人科診療休止のお知らせ8月から産婦人科診療を休止させていただきます。
 平成19年6月 院長


 小田急本厚木駅から歩いて15分ほど。厚木市立病院は国道246号に面した同市中心部にある。年間600近い出産を担う地域の中核病院の産科が、あと1カ月余りで休止する。
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 病院の一室で、産婦人科部長(51)が取材に応じた。ソファに身をもたせ、ひどく疲れているようにみえた。
 昨年12月22日のことだったという。
 午前中の外来診察を終え、手術室で帝王切開に備えていた部長は突然の腹痛に座り込み、意識を失った。
 脳梗塞(こうそく)だった。
 「厚木市立病院の産婦人科医師を引き揚げさせる」
 部長が倒れてから1カ月余りたった今年2月1日。同病院のほとんどの医師を派遣する東京慈恵会医科大(東京都港区)の産婦人科教授が、厚木市内の会合でそんな発言をした。4月に入り、同病院産婦人科の常勤医・非常勤医計8人全員が引き揚げることが分かった。「指導的立場の医師(部長)がいなくなった。これでは異常出産に対応できない」という理由だった。
 だが、厚木市の関係者は声をひそめて言う。「産科医不足の慈恵が引き揚げ病院を選んでいた矢先、部長が病気になったので厚木に決まったのだろう」。医師探しに奔走することになった田代和也院長は困惑を隠さない。
 「(常勤の)4人が3人や2人になるのとは違う。いきなりゼロは聞いたことがない」
 結局、代替の医師は見つからなかった。
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 産婦人科部長は倒れる3カ月前の健康診断で「不整脈」が分かった。だからといって休む暇などなかった。当時、同科は部長ら4人の医師が交代で当直に入っていた。
 「『体が悪いから当直できません』ではどうにもならない。だけど僕らにも限界がある」
 幸い職場復帰を果たしたが、当直は外れている。さらに1人の女医が妊娠したことから、現在の当直要員は2人。当直と当直明けを交互に続け、何とか産科を支えている状況だ。
 部長によると、そもそも大学の医局に産科を志す若い医師が入ってこないという。患者から訴訟を起こされやすいことも敬遠される一因だ。「訴えられたりしたら、成り手なんかいないですよ。マスコミも医師をたたく。みんな萎縮(いしゅく)してる」
 04年度から導入された新医師臨床研修制度も、地域病院を苦しめている。かつては大学病院の医局が事実上医師の人事権を握り、地方の関連病院に医師を“供給”していた。しかし、新制度では研修医が希望する病院を選択できるため、都会の病院を選ぶ新卒医が増加。医局も人手不足に陥り、関連病院に派遣していた医師を引き揚げる傾向にある。
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 県内では06年3月、県立足柄上病院(松田町)の産婦人科が一時休止した。分娩(ぶんべん)取り扱い病院の産科医は05年度の317人から06年度見込みで305人に減少。県内の公立病院で働くベテラン産科医(53)はあきらめたような口ぶりだ。
 「足柄上病院の時は『探せばいる』という感覚。それが厚木市立病院で『もうどうしようもない』となった。県西部の産科医療はあと一つ消えると崩壊する。終わりですよ」
 今のところ、厚木市内の妊婦から不安を訴える声が相次いでいるわけではない。ベテラン産科医は「神奈川は交通の便が良いから、一部の地域で産科が崩壊しても声が出てこない」と分析する。産科医療の崩壊は静かに、深く進行している。
 「生と死の両方が見られるのは産婦人科医しかない。新しい生命に立ち会える感動、最大の魅力だ」。産婦人科部長は産科を志した理由をそう語ってくれたが、こうもつけ加えた。
 「それが魅力と思わない、魅力を感じても踏み出せない若者が増えている。夢ばかり追える状況ではない」【池田知広、佐藤浩】=つづく
毎日新聞 2007年6月29日

特に惨たらしく医者をたたくのは、どの新聞社でしょうか?
今ではかなり有名になってますよ
特に奈良県南部では


それにしても、不勉強のためであろうか
腹痛で発症する脳梗塞って、あまり聞いたことないが・・・