おにぎり禁止令

確実に進行する医療崩壊
今日も激しく脱力する報道を目にした
西日本新聞より
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/local/fukuoka/20070627/20070627_016.shtml

おにぎり詰まらせ患者死亡 看護師と県に賠償命令 福岡地裁
 福岡県立消化器医療センター朝倉病院(現・甘木朝倉医師会立朝倉病院、同県朝倉市)に入院していた男性=当時(80)=が、病院食のおにぎりをのどに詰まらせて窒息し、死亡したのは看護師の注意義務違反が原因として、男性の遺族が県と担当の看護師に計約4000万円の損害賠償を求めていた訴訟の判決で、福岡地裁は26日、両者に計約2900万円の支払いを命じた。

 判決理由で永松健幹裁判長は「男性が食べ物を適切にのみ下すことができない状態であったことは明らかで、病院側はおにぎりを詰まらせる危険性を認識できた」と指摘。「看護師には男性の食事を注意深く見守る義務があり、約30分も病室を離れた点に過失がある」と認定した。

 判決によると、男性は入院中の2004年1月12日夕、おにぎりをのどに詰まらせて窒息。心肺停止状態となり、意識が回復しないまま同年10月に死亡した。

 県医療指導課は「主張が受け入れられず残念。今後の対応については判決内容をよく検討して決定する」としている。

=2007/06/27付 西日本新聞朝刊=
2007年06月27日01時18分

この報道に驚いたのは、
・看護師には男性の食事を注意深く見守る義務があり、約30分も病室を離れた点に過失がある
(80歳患者に対する、おにぎりを詰まらせる危険性への認識)
そして、
・両者(県と担当の看護師)への計約2900万円の支払い命令


いよいよ、医療崩壊ここに極まれり、である
もう、病院食におにぎりを出してはいけません
そして、この「美しい国」は死体換金ビジネス天国!
しかも、看護師にも支払いを命じている
逃散が必要なのは医者だけではないようだ