作文ですか?

いつもホットな毎日新聞
ここまでくるとホントに笑えてしまう
昨日の夕刊より
http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/wadai/archive/news/2007/07/11/20070711dde041070035000c.html

明日があるさアジサイの咲くころに
 <アジサイの花が咲く信州で、友人のナツさんから、一片の物語をうかがった>

 ナツさんが胸に痛みを感じたのは、昨春のことだった。思春期の乳房のうずきに似ている。指先で探ると、小さなしこり。病院で「乳がん」と告げられ、手術を決めた。

 嫁ぎ先の義父をみとり、子育てもひと息ついて、第二の人生を思い巡らす40代半ば。我が身に降った災いに、その春の桜は覚えていない。

 「まさか」のときに備えて、あわただしく完成したばかりの新居に引っ越し、義父の一周忌も滞りなく済ませて、入院前夜の遅くまで片付けを続けた。

 手術は5月下旬に、大学病院で行われた。家族の手を振りほどいて、ストレッチャーで手術に向かう。手術室の扉が閉まると、家族の前では我慢してきた涙が、堰(せき)を切ってあふれ出した。「服をはぎ取られ、女性の大切なものを切り取られるような気がして、悲しくなったの」。これは、当時の心の内だ。

 そんな痛みを察するように、看護師さんが手を握りしめて、声を掛けた。「手術中は着物を脱がせますが、布をかけて見えないようにします」「大丈夫です。私たちも精いっぱいがんばりますからね」。心に染みる言葉だった。

 翌朝、病室で目覚めると、手術に立ち会った看護実習生の顔があった。「私、すっごく感動しちゃいました」。娘の年ごろの看護師の卵が、ほおを紅潮させながら、麻酔で意識を失ってからの様子を教えてくれた。

 手術で切除された細胞は、すぐに病理検査に回されたそうだ。しばらくして、手術室のスピーカーが検査結果を告げる。「他に転移はありません」。その瞬間、医師や看護師は手を止めて、一斉に拍手をした、と聞いた。

 そして去年の今ごろ、ナツさんは自宅寝室のベッドで、術後の養生を続け、窓越しに公園の木々を見詰めていた。雨上がりの緑やアジサイの花のみずみずしさを、心と体に感じながら。【萩尾信也】

==============

 「明日があるさ」は随時掲載します。お便りは〒100−8051毎日社会部。メールはt.shakaibu@mbx.mainichi.co.jp、ファクスは03・3212・0635

毎日新聞 2007年7月11日 東京夕刊

>手術室のスピーカーが検査結果を告げる。
 「他に転移はありません」

ここまでありもしない文章を載せていいのだろうか?
「手術で切除された細胞」の断端にがん細胞がなくても
遠隔転移しているかもしれないだろう
作り話もほどほどにしてほしいものである
読者をここまで馬鹿にしていいものだろうか?