ハンティングされる対象!?

絶滅危惧種」という言葉をWikipediaで引いてみた
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%B5%B6%E6%BB%85%E5%8D%B1%E6%83%A7%E7%A8%AE

絶滅危惧種(ぜつめつきぐしゅ)とは絶滅の危機にある生物種のこと。
生物のある種が絶滅すること自体は、地球の生命の歴史においては無数に起きてきた事象である。 しかし、人間の経済活動がかってないほど増大した現代では、人間活動が生物環境に与える影響は無視できないほど大きく、それによる種の絶滅も発生してきている。(以下、省略)

産科医が絶滅してしまうことも、「地球の生命の歴史においては無数に起きてきた事象」のひとつなのかなぁ・・・
産科の先生方々は、完全に絶滅しかかっている現在、ハンティングの対象となっている
捕獲、じゃなくて、確保できなかった事例が報道されている
http://www.okinawatimes.co.jp/day/200706291300_04.html

県、医師派遣できず/北部病院産科
 離島・へき地の医師確保のために今年四月にスタートした「県離島・へき地ドクターバンク事業」で、七月から予定していた県立北部病院産婦人科への医師派遣について、知念清病院事業局長は二十八日、医師の「一身上の都合」により、派遣ができなくなったことを明らかにした。同日行われた県議会(仲里利信議長)六月定例会一般質問で、玉城義和氏(無所属)の質問に答えた。
 同局は二十五日、同病院に常勤医師一人を確保したと発表したが、二十七日、同医師から辞退の意向が伝えられた。
 知念局長は「当面、引き続き中部病院から週一回の応援派遣で対応するが、産婦人科の休止が続くことで、北部地域の皆さまにご心配とご不便をお掛けする」と説明。その上で、「あらゆる手段を講じて産婦人科常勤医師の確保に努め、できるだけ早期に産婦人科が再開できるよう努める」と述べた。
 同局によると、県立座間味診療所への常勤医師の配置は予定通り七月に行うという。

二十五日の県の発表って、希望的観測に基づいた
見切り発車的なものだったんじゃないだろうか?
結果的に裏目に出たが、
そんな見切り発車的な報道がきっかけとなって、
本当に派遣しなければならなくなった事例を
私は知っている
もちろん、私が現在所属している医局の話であるが


(仮想)医療崩壊完了の日まで、あと412日