医療裁判とカツアゲ

この「美しい国」では連日のようにマスコミ様が
医療紛争について報道をなさっている
裁判の結果を伝えるものもあるし、
まだ提訴の段階で大々的に医療サイドを悪者に仕立てているものもある


ふと、思った
殺人事件の被害者は加害者に対して
損害賠償請求をおこなっているのだろうか?
私自身の不勉強のせいか、あまり聞かれないような気がする
医療裁判ではどうか?
たとえ、基礎疾患があったとしても、
ほとんどの場合、損害賠償請求がなされる
不幸にして亡くなられた場合でも同様である
しかし、いくらお金を積んだとしても
亡くなられた方は生き返らない
それでも遺族はお金を要求する
いわゆる、「死体換金ビジネス」といわれる所以である


医療裁判における損害賠償請求は
公立病院や地方自治体を原告として争われることが多い
それはなぜなのだろうか?
個人よりもお金を捻出することが可能だからである
つまり
金持ちからは金をふんだくってやれっ!
って考えである
いうなれば、中学生のカツアゲと同じ考え方ではないだろうか
そのことについて、一般人はあまり知らないだろう
熟知しているのは・・・法律の専門家
特に、ひまわりのバッチをつけている人たちであろう
なにせ、損害賠償請求の時には
請求額のおよそ5%が着手金としてまず支払われるそうだ
そして
着手金は弁護士に事件を依頼した段階で支払うもので、
事件の結果に関係なく、つまり不成功に終わっても返還されない

成功報酬とは別物である
そりゃぁ、一生懸命になるわなぁ・・・orz


・・・ということで失望しつつ、(仮想)医療崩壊完了の日まで、あと413日である!?